美容師として働いている人、これから就職を目指す人は、共感できるたくさんの「あるある」に出会うことになるでしょう。どのような「あるある」が有名なのかチェックしてみると、思わず共感してしまうかもしれません。「自分と同じことを思っている人がいるんだ」という認識は、仕事へのモチベーションアップにつながります。また、これから美容師を目指す人も、「あるある」について知ることで、仕事のイメージがしやすくなるでしょう。
本記事では美容師ならではの「あるある」について、仕事中、休みの日、目指しているときの3パターンから紹介します。
美容師の仕事に関するあるある
美容師の仕事中には、共感してしまうような「あるある」がたくさんあります。以下では美容師の仕事ならではの「あるある」を、いくつか紹介します。
話が盛り上がってカットへの意識が薄くなる
美容師は、カットやカラーなどお客様の髪を整えるのが仕事です。その一方で、お客様と適切な距離感でコミュニケーションを取るのも、美容師の仕事の一環となります。お客様のなかにはあまり会話を好まない人もいますが、逆に美容師とのおしゃべりを楽しみにしている人もいます。
おしゃべりが好きなお客様と意気投合してしまうと、ついカットの手が止まって会話に夢中になってしまうことがあります。仕事中なのに会話も楽しめる点は、美容師という職業の魅力です。
同じ会話のネタを使ってしまう
美容師は1日に何十人ものお客様と会話をするため、中盤くらいになると「会話のネタがない・・・」と焦り出すこともあるあるです。用意してきた会話のネタがなくなってしまうと、無難な内容を使いまわして急場を凌ぐこともしばしば。同じ会話のネタを繰り返していると、段々話し方が上手くなっていくことも。
カラーのときには白い服を着ないでほしい
カラーのお仕事をするとき、お客様が白系の服を着ていると緊張してしまうのも美容師あるあるです。服を汚してしまわないように、いつも以上に神経質になってしまうのは美容師共通の悩みかもしれません。
鏡越しで視線が合うとちょっときまづい
鏡越しにお客様と目が合ったとき、どうリアクションするべきか考えてしまうのも美容師あるあるの1つです。特におしゃべりをしていないお客様と目が合うと、声をかけて良いのか、それともそっとしておくべきなのか迷うこともあるでしょう。
また、鏡越しにお客様がずっと見てくると、緊張していつも通りの実力が出せないのもあるあるです。技術やセンスを試されているような気分になってしまい、焦って失敗してしまうことも。
「お任せ」が1番緊張する
「美容師さんにお任せします」というオーダーが1番緊張するのも、美容師の仕事中ならではのあるあるです。美容師として信頼してくれていることは嬉しいけれど、全て自分の責任になるため言い訳ができないという状況に、つい気後れしてしまう人も多いです。
美容師の休日に関するあるある
美容師の休日にも、その職業ならではの「あるある」があります。以下では、美容師のあるある「休日編」を紹介します。
外出すると人の髪ばかり見てしまう
美容師の仕事柄、人の髪を見るのが癖になっている人も多いです。そのため休日なのに外出すると、すぐ人の髪ばかり見てしまうのもあるあるです。「あの人の髪いいな」「どこでカットしているんだろう」と、つい仕事に結びつけてしまうこともあるでしょう。
仕事の疲れがなかなか取れない
美容師あるある、というよりも社会人あるあるかもしれませんが、1日の休みで仕事の疲れを取り切ることは難しいです。特に美容師は休日も練習に時間を割くことがあるので、リフレッシュしきれないことも悩みになりがちです。
自分なりの休日の過ごし方を考えて、短時間で回復できるように工夫するのが美容師として働く際のポイントです。
仕事のイメトレをしてしまう
休日にも関わらず、仕事のイメージトレーニングをしてしまうのも、美容師になると分かるあるあるです。自分の趣味に没頭しているつもりでも、頭の隅では仕事のことを考えてしまい、気づいたらカットの練習をはじめているなんてこともあります。
それだけ楽しいと思える職場に出会えるように、今からどんな働き方がしたいのか具体的に想像してみるのもおすすめです。
テレビを見ながら「自分だったらこうカットする」と妄想する
テレビに映っている芸能人を見て、「自分だったら〇〇にする」と妄想してしまうのも美容師あるあるです。常にスタイリングする側の視点を持ってしまうため、プロの意見を口にしてしまうこともあるでしょう。
友達の前でつい「こうすればいいのに」とテレビに向かって助言をしてしまい、あとから後悔するなんてこともあるあるです。
食事がすぐに終わってしまう
美容師は仕事に追われて、ゆっくりお昼を食べる時間がないことも珍しくありません。そのため素早く食事を済ませる癖がついてしまい、休日のご飯もすぐ食べ終わってしまう人も多いです。
美容師を目指すときのあるある
美容師になってからだけでなく、美容師を目指しているときにも、特有のあるあるがあります。以下からは、美容師を目指している時期ならではのあるあるを紹介します。
人気スタイリストになっている自分を想像する
美容師を目指している最中は、いろいろな妄想をするものです。「トップスタイリストになって多くの指名をもらい、雑誌やテレビで紹介される」といった想像は、美容師を目指すときのあるあるでしょう。
良い将来をイメージすることは、目の前の勉強に対するモチベーション向上につながるため、大きなメリットがあります。
練習に熱が入って時間を忘れる
美容師を目指していると、つい練習に熱が入って時間を忘れてしまうことも多いです。勉強中はやりたいこと、できるようになりたいことがたくさんあるため、どれだけ時間があっても足りないと感じるのも美容師あるあるです。
上手い友達から刺激を受ける
美容師の専門学校で学んでいると、高いスキルやセンスを持つ人に出会うこともあります。そんな人の技術を見て、「自分もできるようになりたい」と刺激を受けるのも美容師あるあるです。
上手い友人のスキルをマネして技術を高めるのも、美容師として成長する方法の1つです。
美容師になるための勉強は苦にならない
勉強は嫌いなはずなのに、美容師になるために必要な勉強は苦にならないのもあるあるです。むしろ知識を吸収するのが楽しい、新しいことを覚えるのが面白いといった感情になることも多く、積極的に勉強時間を確保する人もいます。
将来の夢を語り合うのが楽しい
美容師の専門学校には、同じ夢を持つ人たちがたくさんいます。仲間と将来の夢を語り合う機会も多く、楽しくて濃密な時間を過ごせるのもあるあるの1つです。
友人の将来の夢を聞くことで、自分の将来設計に良い影響となることもあります。どんな美容師になりたいのか曖昧な人も、専門学校に入っていろいろな人たちと交流することで、具体的なビジョンを見つけられるかもしれません。
まとめ
美容師の仕事、休日、目指すまでの期間には、たくさんの「あるある」があります。美容師という仕事を知るきっかけにもなるので、これから美容師を目指す人は参考にしてみてください。